JWOC2005報告書
東北大学2年 上野光
<セレクション>
JWOCのことを最初に知ったのは、確かオリエンテーリング部の説明会の時だった。
先輩が世界大会に出たと聞いた。そのときは、すごいなぁと思うだけだった。
JWOCを意識したのは1月頃(セレ3ヶ月前)で、本気でいきたいと思ったのは一ヶ月前で、
遅いかもしれないが、この時期はただただ速くなりたいと思ってがんばっていたので間に合ったのかもしれない。
セレクションを通過する自信は全くなくて、推薦されるようなレースをしようと思って走った。
本当に推薦で通過ということになってしまって、少し残念だったけど、そんなことより、ぶっちぎりでうれしかった。
<JWOC出発まで>
この時期は正直伸び悩んでいて本当困り果てていた。周りはすごい勢いで伸びているのに。
最初に始めたのが、自転車に乗ることとストレッチをしっかりすることだった。
体づくりが一番の目標だったので、階段というメニューを取り入れ、筋力UPとスピードを意識してトレをしていた。
技術面では、地図読みの量は減っていたと思う。
でも自分なりに工夫して、実際のオリエンを本当意識して読んでいた。
そして何より大切にしていたのが、課題をもってレースに取り組み、それを反省し、トレに組み込むことだった。
それでも不安でいっぱいだった。とくに持久力と精神面が。
IN スイス
<トレーニングキャンプ>
スイスでオリエンして最初に思ったこと、「あー、ゼンゼンニホンダ。」
違和感はなかった、コンタ間隔はおかしかったけど。
そして意外に走れたし、調子が日に日に上がっていった。
自分の長所と短所がわかって、コンタリングと傾斜変換には自信がつき、
時々飛んでしまうという短所を克服しようとしていた。調整はうまくいっていた。
不安も大分和らいで、いい感じの緊張がじょじょに大きくなっていた。そーいえば、宿は地下シェルター。
<スプリント>
さすがスイス!宿舎とご飯がいい!地下に比べ、本当環境がいい。
スプリントでは僕は走らない、けど応援をがんばった。
スプリントを見て思ったことは、ジュニアとは言え、海外の人はスピードが凄い!
よくアレでオリエンができるなとちょっとビビる。
<ミドル予選>
僕は遅いスタートだったので、緊張としっかり向き合うことができた。
それでも緊張は大きかったけど。スタートしたとたん、周りの選手に置いていかれそうになった。
負けるもんかとスピードを上げて競りにいく。‥速すぎた。5ポでリズムを崩して、しまいには隣ポ地獄にはまる。
すっかりリズムを崩してその後も何回かトビ、そのままゴール。苦しくて悔しいレースだった。
<ミドルCファイナル>
自分の短所がことごとく露呈したレースだった。Cファイナルになってしまったので逆にふっきって、ガンガンいこう!
とおもってスタート地区に入る。相変わらずスピードを上げていく。
序盤中盤で思ったことは、Cファイナルの人はそんな速くない、競り合えると。
何回かミスをしてしまったが、ラス前まではいい感じだった。そう、ラス前までは。
最悪なことに油断したんだろう、オリエンの手続きをさぼっていた。飛んだ。
そして悪いリズムはとめられない。ラスポでまた飛ぶ。連続でミスをした。
ゴールして、自分のアホさ具合に腹立って、呆れ返っていた。
<ロング>
このごろから疲労からか、調子が凄い勢いで下がっていった。
スピードを上げようとしてもなかなか上がらない。ロングは今までで一番辛いレースだった。
ロングのスタートは最後で本当おそい。長丁場なのでゆっくりとスタートしていった。
ロングのテレインは岩場が僕にとっての鬼門だった。
全然ルートがたどれなくて、わけわからないところにはじき返されていた。
そのためか、無駄なアップを相当増やし、疲れて、
今度はなるべくアップを少なくしようとして難しいルートを選び、つぼる。
そのリズムでペースが上がらず、ビジュアルまでが本当長かった。
くらくらしながら第一ビジュアルを通る。このときにはもう制限時間には間に合わないことをわかっていたが、
諦められるわけがないので、意識を切り替える。
力が入らないことがよかったのか、ビジュアル後はスムーズだった。
日本チーム男子で、制限時間に間に合ったのは茂木と長縄の二人。海外との差がこんなにもあるとは…。
<リレー>
走り出してから気が付いた。足が言うこと聞かないぐらい疲労していることに。
それでもギリギリでもつないでくれたチームのために気合い入れて走る。
自分の思っている以上にスピードが出でいたのでしょう、オーバーランを何度もしていまい、
しまいにはアナザーワールドにいってしましました。湖が綺麗でした。
チームのみんな、本当申し訳ない、本当ゴメン!
<JWOCにいって>
毎日本当楽しくて、最高の二週間でした。海外のスピードに挑んでいき、ことごとく散っていったあの日‥。
ただただ悔しかったです。しかし、あのスピードは本当魅力的です。
もう一回体験すると虜になってしまいます。毎日みんなと自分のオリエンについて語り、
なんで海外のやつらはあんなにも速いのか考え、オリエン中心の日々でした。
自分の中で今回の経験が将来どんなに輝くかと思うと、僕は嬉しくてたまりません。
本当いい経験でした。この経験をどんどん生かして、今後のオリエンに浸っていこうと思います。ガンバリマス!
<来年のJWOCerへ>
本当いい経験ができるので、とりあえず挑戦してみてください。アレをみるとオリエンの世界が変わりますよ。
最後になりましたが、応援してくださったみなさん、合宿で運営、コーチしてくださったみなさん、
本当ありがとうございました。
また、花木さん、橋本先生にはもうあらゆることでお世話になりました。
心から感謝しています、ありがとうございました。
そしてJWOC2005のみんな、本当ありがとう、そしてこれからもよろしくおねがいします。がんばろう!
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